お墓が高くて買えない!もしものときの解決法を紹介します

 

お墓を購入しようと見積もりをとってみたところ、思っていた以上に値段が高くてびっくりしてしまうことは珍しくありません。

まとまったお金が手元にないと、お墓をどうやって用意しようか途方に暮れてしまいますよね。

 

この記事ではお墓が高くて買えないときの解決法を紹介します。

● 自分や妻が入るお墓を購入しようと考えているものの、費用が高くて困っている
● 配偶者や親が亡くなりお墓を購入することになったが、現金を持ち合わせていない

などでお悩みの方に役立つ情報をまとめましたので参考にしてください。

 

ローンを組む

 

お墓はローンを組んで購入が可能です。

 

ローンには

●メモリアルローン
●フリーローン
●石材店のローン

の3種類があります。

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

メモリアルローン

 

お墓の購入や葬儀費用にかかるお金を借りるときは、メモリアルローンが利用できます。

メモリアルローンは金利が安く、借り入れ上限額の幅が広い点がメリットです。
まとまったお金を借りやすいので、手持ちのお金が少ない方でもお墓を購入しやすいでしょう。

取り扱っている銀行は少なく、クレジット会社などノンバンク系が中心です。

 

フリーローン

 

借入金の目的を問わずに利用できるのがフリーローンです。

条件によってはメモリアルローンよりも金利が低い場合があるため、フリーローンを選択したほうがよい場合もあります。
しかし、安定収入がある方でないと申込みができないローンもあるので、年金収入のみの方は利用できないものもあるのが難点です。

 

石材店のローン

 

石材店によってはローンを取り扱っている場合があります。

なかには保証人不要で審査も簡単なものもあるので、気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。

油山平成御廟でも低金利でローンを組む事ができます。

 

親族からお金を借りる

 

ローンを組みたくない方や、ローンの審査が通らなかった方などは親族にお金を借りるのもひとつの手段として有効です。

困ったときに助け合うのが親族のよいところ。
お互いさまの精神で相談してみてはいかがでしょうか。

ただ、お金が絡むことなので嫌がる方もいるでしょう。
いざこざを起こさないためにも、借用書を用意しておくと安心です。

 

お金が貯まるまで遺骨を自宅保管する

 

納骨の時期に決まりはありません。
葬儀のあとは遺骨を自宅に持ち帰り、しばらく保管しておく方法もあります。

ローンを組みたくない方や、できるだけ人に頼らず自分の力でお金をためたい方におすすめの方法です。

 

費用のかからないお墓を選択する

 

お墓は購入費用のほかにも管理費などで毎年お金がかかります。

しかし現在はさまざまな形のお墓があるので、従来のお墓にこだわらなければ費用を抑えることは十分可能です。

 

費用のかからないお墓は

● 合葬墓

● 樹木葬

● 納骨堂

などがあります。

 

合葬墓

 

合葬墓とは血縁関係のない人たちと一緒に埋葬されるお墓のことです。

費用は5~30万円程度と安いため、費用を抑えたい方におすすめしたいお墓の形といえます。
管理費が不要のため、一度納骨してしまえばそのほかに費用がかかりません。

 

また、公営墓地以外の合葬墓には永代供養がついています。
お盆やお彼岸にお経をあげてくれるため、跡継ぎがいなくなっても安心です。

 

しかし納骨する遺骨は骨壺から出して埋葬するため、ほかの方と混ざります。
一度納骨すると取り出せなくなってしまうため、よく考えてから決めてください。

 

樹木葬

 

樹木葬は墓石を建てず、樹木を墓標代わりにするお墓です。
墓石を購入しないため、一般墓よりも費用が安くなります。

樹木葬は一般的に、合葬タイプと個別タイプの2種類があります。

油山平成御廟では、お1人様20万円(個別タイプ)からご案内ができます。

 

納骨堂

 

お墓を用意せず、屋内にある納骨スペースに骨壺を収蔵するのが納骨堂です。

「合葬墓のように遺骨をまとめてほしくない」と考える方や、悪天候でも参拝しやすいお墓がよい方におすすめといえます。

ロッカー式や仏壇式などさまざまな種類がありますが、1人当たり50万円が相場です。

 

お墓は費用がかかる

 

『いいお墓』が行った『第12回 お墓の消費者全国実態調査(2021 年)』によると、一般墓の平均購入価格は169万円です。

80万円から119万円かかった方の割合が25%と最も多く、次いで120万円から159万円かかった方の割合が22.7%でした。

出典:『いいお墓 第12回 お墓の消費者全国実態調査(2021 年)』

https://guide.e-ohaka.com/research/survey_2021/

 

お墓の購入費用は

● 墓石費用
● 土地の利用料
● 墓地や霊園の管理費

の3つがあります。

 

墓石の購入を見ても

● 墓石代(文字彫刻料や工事費用含む場合もあり)
● 付属品の有無

などで費用が変わるため、意識しておかないとどんどん費用がかかってしまうでしょう。

 

まとめ

お墓は購入費用が高く、まとまったお金が用意できなくて悩んでしまう方は少なくありません。

お墓が高くて買えない場合は、

● ローンを組む

● 親族からお金を借りる

● お金が貯まるまで遺骨を自宅保管する

● 費用のかからないお墓を選択する

などの対策で解決できます。

 

『いいお墓 第12回 お墓の消費者全国実態調査(2021 年)』によると、一般墓の平均購入価格は169万円かかるといわれています。

 

お墓は決して安くありません。
しかし、手持ちの資金がないからといって諦めなくても大丈夫です。

 

この記事を参考にして、もしものときに備えてはいかがでしょうか。

 

この記事を監修した人

株式会社江戸や 福岡支社 営業部部長
大塚勝俊

2003年に株式会社江戸やに入社。以来、20年以上にわたり、霊園管理やご供養に関する深い知識と経験を積み重ね、多くの顧客から高い信頼を得ています。

伝統と格式を重んじながらも、供養する人もされる人も安心できる多様なサービスを提供し、現代のニーズに対応した新しい供養の形を追求しています。